新型コロナウイルスが猛威を振るう中、政府が東京を始めとした7都府県に緊急事態発出の発表を行ってから、今日で10日になります。個人事業主や飲食店に勤める人は外出自粛要請もあり働こうにも働けない、またお店を開けたところでお客さんが来ないなど、八方ふさがりの状況に陥ってしまっている人も多いことでしょう。
政府や自治体の要請に従って休業している中小事業者には何らかの補償や給付がなされるという話は出ているものの、いまだ具体策が決定されていません。そのような状況では安心して休業することなど到底不可能、また自粛要請の対象とならない業種に従事する人たちは補償すら受けられないということにもなりかねません。
このように社会が混乱をきたす中、数百万円から一千万円台、利回りにして10%台半ば以上の収益物件へのお問い合わせが増えてきたように感じます。このように混沌とした社会情勢を背景に、無理せず購入できて効率的に副収入が得られる不動産投資がにわかに脚光を浴び始めました。
思い返すこと17年前、私はある外資系企業に勤めていました。そしてある日突然1通のメールが届くのでした。その内容は我々が勤めていた日本の事業部が閉鎖されるというもの。あまりにも簡便な通知であったため、将来を悲観するどころか、どこか他人事のように思えてしまった覚えがあります。
当時はまだ若かった私は転職する道を選び、その後も外資系企業で働き続けることになります。しかし、同じ轍を踏まないことを誓い、私は不動産投資の世界に足を踏み入れたのでした。「会社に頼らずとも暮らしていくのに必要なお金を自分で生み出す仕組みを作り出すこと」。それが不動産投資・不動産賃貸業を始めるにあたっての目標ということになります。そして17年前の忌まわしい経験の再来は、初めて収益物件を購入してから6年後の2014年のこと。事業の終了を知らせる通知がメールにて届くのでした。デジャブかと思うほど当時と酷似したシーンは、滑稽にすら思えてしまうほどでした。
幸いにも当時の私はその準備ができていたため、それを機に会社勤めに終止符を打つことを決めました。
新型コロナによって多くの人が職を失う危機にさらされることに
17年前に私が経験したことを多くの人が経験している今、本業以外の副収入を得たり、本業がなくなっても将来的に生活に困らないよう副収入を育てたりすることを考える人が増えてきたように感じます。でもなぜ不動産?それは、不動産投資・不動産賃貸業が不況の煽りを受けづらい業種だからであるからだと考えられます。住む場所を失うまいと、皆どうにかして家賃だけは支払おうとするものです。住宅ローンが不良債権化するリスクが比較的低いのも、住む場所を失いたくないという心理が債務者に働くためだと考えられています。
少し前までは、23区内や一都三県の東京寄りの地域に所在するそこそこの利回りの物件が関心を集めていました。しかし、最近は郊外の収益性が高い物件への問合せも多く、その傾向にも変化が見られるようになってきました。あまり手のかからない片手間の不動産投資から、業として捉えた不動産賃貸業としての不動産投資へと考え方がシフトしてきたのかもしれません。自宅待機を余儀なくされている多くの人たちが、不動産投資について真剣に考え始めたこともその一因かもしれません。
我々にとって未曾有の不況に突入しようとしている今、不動産投資はより脚光を浴びることになりそうです。そして不況の中、不動産価格は下落していくことでしょう。これから投資家に求められるのは、優良物件を見定める目利きの能力だと思います。以前と比べて安くなったから、利回りが高くなったからといって、うまい話に安易に飛びつかないことも大切かと思います。
皆さん、良い不動産投資生活をお送りください!
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