カテゴリ:空室活用
2019-07-22
私が手掛けるコインランドリーに続く空室活用ビジネス、それはバイクガレージです。バイクガレージという結論に至る前にトランクルームも検討してみましたが、投資額に見合う収益が得られそうになく、周辺に競合が多いこともあり、トランクルーム計画は断念。代わりに検討を始めたのがバイクガレージでした。
なぜバイクガレージだったか?その背景にあったのは平成18年の道路交通法の改正。改正道路交通法が施行されるまで、バイクの路上駐車で切符を切られることは滅多にありませんでした。つまりバイクはどこでも止め放題だったわけですが、新法の施行によってその状況が一変しました。それまでは、家の前などに無秩序にバイクを止められていた多くライダーが、保管場所にも気を遣うようになったのです。
また、定年などで時間的経済的余裕ができた往年のライダーが戻ってきたことも、バイクガレージ需要が高まった要因のひとつ。彼らが所有するバイクはハーレーやBMWといった、1台何百万円もする高級品。そんな愛車を窃盗やいたずらなどから守るため、多少高くてもセキュリティーのしっかりした屋内バイクガレージが保管場所として選ばれるようになりつつありました。
こうした社会情勢の変化がもたらした需要の高まりが、空室活用ビジネスとしてのバイクガレージを検討するきっかけとなりました。
需要はある!次に考えなければならないのは費用対効果です。採算が合わなければ、前述のトランクルーム同様、計画を進めるわけにはいきません。