土地の扱いに困っているオーナーさんに向けた土地の有効活用法。次におすすめしたいのは駐車場経営です。
駐車場経営とはどのようなものか?簡単にご説明いたしましょう。
アパートやマンション投資と異なり、駐車場経営の場合建物を持つ必要がありません。機械式駐車場やタワーパーキングといった都市型・大型の駐車場の場合、大きな設備投資が必要になりますが、基本的には、地べた自体がお金を生み出す資本ということになります。つまり、アパート・マンション経営と比べて少ない投資で始められるというのが大きな魅力です。
予算に合ったものにカスタマイズできるというのも、駐車場経営の特徴のひとつです。例えば、アスファルト舗装ではなく砂利敷にするといったように。
駐車場にした土地を、アパマン経営など何か他の目的のために使いたいといった場合も、比較的スムーズに転用ができます。なぜなら、駐車場は借地借家法の適用を受けないからです。
以下、駐車場経営に関するメリットとデメリットをまとめてみます。
・メリット
1. リスクが限定的であること
2. 少ない初期投資で参入のハードルが低い
3. 他の用途への転用や売却が容易
・デメリット
1. アパート・マンション経営に比べて、売上が少ない
2. 固定資産税に関する小規模宅地の軽減税率(200㎡までは1/6・200㎡超は1/3に軽減)の適用が受けられない